前の会社で出向に来ていた人が、戻るという。

残っている同僚から連絡が来た。
その人には赴任草々、かなりの迷惑をかけた。
それからも、迷惑かけっぱなしだけど、支えてもくれた。
でも、さばさばしていて、面白くて、頼りになって、
人間的には割と好きだった。

私が辞める前には戻るかもっていう話だったけど、
結局延長が決まって、今回戻ることになったという話。

飲み会があるっていうけど、私は誘われてないので、
(当たり前ね)行かない。
辞める前には、みんなにも送別のものは置いてきたから、
今回は何もしないでおこうかなって思った。
やっぱり、お世話になったという気持ちが大きかったから、
おろいろ考えて、私の心残りがあるよりは、いいかとおもって、
お菓子を買って、渡してもらうようにした。
食べちゃえばいいし。気にしないだろうから。


やっぱり戻ってしまうのは悲しい。
でも、その人がさらに生きる場所になるから、
私は笑って見送ろう。
ずっと、そうやってきたんだから。

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なんて、書いたら、電話が来た。
早速渡したらしい。
「どうせなら、顔を見せに来ればいいのに。」と言われた。
恥ずかしいからなんて、言ってみたけど。
「相変わらず元気そうだね。」って言われた。
結構うれしいかも。


土日はゆっくり休もう。
今はそれが仕事なんだ。